2011年11月20日

東海CS2011秋 02(攻略講座)

なめろう。
はじめまして、日本在住漁火です。

今年の東海CSのチームメイトであるFordさんの依頼により今回限定構築の解説を書く事になりました。

通常の構築戦とは環境が違う為に余り需要が無い記事になるかもしれませんが最後までお付き合い下さい。

全国的に見ても数が少ない限定構築は調整環境の準備やカードの発掘など面倒な点が多々ありますが利点もあります。

一番の利点は「交流」の幅が広がる事でしょう。
デッキに入る枚数が制限されている為に通常のチーム戦以上にチーム間でのコミニュケーションが求められます。
遠方の方とチームを組む場合はより綿密に連絡を取る必要が出てきますし調整段階に置いて他のチームと交流する事もあるでしょう。

又、普段ストレージに眠ってるカードにも焦点が当たる可能性があります。
限定構築では強力なカードの使用枚数が制限されています。
よって普段の環境では採用されない2番手、3番手のカードも採用圏内に入って来るのです。
勿論これはデッキのジャンルに置いても同様の事が云えます。

この様に普段とは違った構築、カードに触れられるのが限定構築の最大の魅力なのです。



・はじめに

今回は東海CSのチーム戦で使用されている限定構築ルールについて書いていきたいと思います。

先ず最初に東海ルールで一番特徴的なルールを見て行きましょう。

以下原文。

同一チーム内において、使用できる同名カードは3枚までとする。
又、各プレイヤー毎に制限、準制限カードは適用される。



ぱっ、と考えただけでも色々な事態が想像出来ると思います。
例えばこのルール環境では「TG代行天使」+「TG代償ガジェ」+「暗黒界」の様なチームの組み合わせは成立しません。
先ず「TG」が両立できませんしデッキからキーカードをサーチする《強欲で謙虚な壺》が3枚しか使えない事によりいずれかのデッキの安定性が確実に低下します。
さらに、いつもはメインorサイドでフルに採用できる《サイクロン》、《奈落の落とし穴》、《神の警告》と云った定番カードも枚数を抑えざるを得ません。
単純に強力なカードが積めなくなるわけですから各々のデッキパワーの低下は必然的に避けられません。
このデッキパワーの低下を抑える為に通常の環境とは違ったデッキ構築で工夫をしていく必要があります。
それがこの環境における最大の問題です。
その問題とは各地のCSでデッキリストが判明しているデッキから普段入って無いカードが飛んでくる可能性です。
この事実が構築及びプレイングに多大な影響を及ぼす事は想像に難くありません。
例えば《サイクロン》を他のメンバーに全て譲ってしまった場合自分のデッキに《サイクロン》を入れる事は出来ません。
勿論今の環境でもメインから《サイクロン》が入って無いデッキはありますがサイドチェンジ後に《王宮のお触れ》や《御前試合》と云ったカードを破壊できないと云う状況は絶対に避けなければいけません。
この場合《サイクロン》の代わりとなるカードを見つける必要が出てくるわけです。
そして状況によってはそのカードが《サイクロン》以上の働きをする場合もあるでしょう。
もし罠が10枚近く入ってるデッキを使っていたとします。
普段は《サイクロン》で済んでいる局面でメインから《王宮のお触れ》が貼られてしまったら?
これはほんの一例に過ぎませんがこう云った事が当たり前の様に展開されるのが限定構築戦なのです。



・デッキ選択

デッキ選択と云っても実はそう難しい事ではありません。
何故なら選択肢自体がそう多くないからです。
ポイントは大まかに分けて3つあります。

「1、その環境において一番強いデッキ」
「2、テーマをサポートするカードが多いデッキ」
「3、《強欲で謙虚な壺》が必要無いデッキ」

去年の東海CSを例に挙げますと「1」に該当するのが「旋風BF」、「2」に該当するのが「六武衆」、「3」に該当するのが「デブリダンディ」でした。

「1」は比較的簡単に見つかりますし、チームに抜擢しない理由がありません。
「2」は専用カードが存在する事により他メンバーのデッキ構築面に置ける負担を減らす事が出来ます。
「3」は消去法に近いのですが「1」ないし「2」に確実に《強欲で謙虚な壺》を3枚持っていかれるのが主な理由です。

さて、今年はデッキの説明をするより結果を見て頂く方が判りやすいでしょう。

東海CS2011秋〜トップ4分布

優勝
「TG代行天使」
「カラクリ」
「六武衆」


準優勝
「TG代行天使」
「カラクリ」
「インフェルニティ」


3位
「TG代行天使」
「カラクリマシンナーズ」
「六武衆」


4位
「TG代行天使」
「カラクリ」
「スクラップ」


上で説明しました「1」に該当するのが「TG代行天使」に当たります。
「2」に該当するのが「カラクリ」で専用カードがデッキの大半を占めるので他のデッキの構築を圧迫しません。
去年と違い今年は「3」に該当するのデッキが多く、確認しただけで「暗黒界」、「インフェルニティ」、「ジャンクドッペル」、「スクラップ」、「ドラグニティ」、「六武衆」等が確認できました。
今年の「3」は「《強欲で謙虚な壺》が必要無いデッキ」と云うより「2」の「テーマをサポートするカードが多いデッキ」に近かった様に感じられます。

但し、このプロセスはほんの一例に過ぎません。
チームメイトが得意なデッキ等によって適宜柔軟に対応していく必要があります。



・カード配分(メイン編)

さて、いよいよカード配分なわけですがこの難しさはデッキ選択の比ではありません。
正直な話この「カード配分」に関しては個々のプレイヤーのスタイルや環境に対するアプローチが重要になってくるので本項では主に前日の調整や予選後の雑談で採用候補に挙がったカードや実際に採用されていたカードを中心にお伝えする事にします。


《TG ストライカー》
《TG ワーウルフ》
幸いテーマデッキと云うものが確立されている昨今、メインのモンスターでカード配分に悩むカードは少なかったります。
「TG」もほとんどのチームが「代行天使」に採用されていました。


《サイクロン》
誰もが認める説明不要の基本カードです。
普段のCS環境でも《サイクロン》がメインから入って無いデッキもありますがサイドには必ずと云っていい程採用されています。
当然チーム内でも非常に需要の高い1枚ですが限りがあるとなると《サイクロン》の代用となるカードを使用せざるを得ません。

さて、黎明期から伏せカードに対する解答として親しまれてきた《サイクロン》の代用カードとは?

《王宮のお触れ》
上位のデッキリストを見てもらえば判ると思いますがメインに《王宮のお触れ》を採用してる「TG代行天使」が3チームもあります。
こうする事により罠を多く採用しているデッキにメインから対応する事が出来るのと同時に《サイクロン》をチーム内の他のメンバーに回す事が出来ます。

《トラップ・スタン》
「カラクリ」等の様に罠を守りに使うデッキに最適な1枚です。
《サイクロン》で対策されない点もポイントです。

《禁じられた聖槍》
《創造の代行者 ヴィーナス》、《マスター・ヒュペリオン》、《カラクリ小町 弐弐四》等守る事がそのままアドバンテージに繋がるカードがあるデッキにおいて威力を発揮します。
速攻魔法である点や戦闘補助も兼ねる等単なる《サイクロン》の代用に収まらない働きもします。
但し《神の警告》や《昇天の黒角笛》等には無力です。

他の候補として《魔導戦士 ブレイカー》、《砂塵の大竜巻》、《サンダー・ブレイク》、《心鎮壷》、《盗賊の七つ道具》等があります。

サイド等を含めると未だ未だ候補は沢山出てくるのですが想定される事態を明確にする事で自ずと採用するカードは決まっていくでしょう。



《強欲で謙虚な壺》
「TG代行天使」も特殊召喚を多用するデッキですので他のデッキの安定性を高める為に分散させるチームも多かったです。

単純に「TG代行天使」に3枚集めてしまっても良いですし、「TG代行天使」を特殊召喚に特化させて他のチームに全て回す等の案もありました。



《奈落の落とし穴》
《神の警告》
上記の2枚は「カラクリ」や「六武衆」等の罠を守りの要としたデッキに必要なカードで基本的にデッキパワーの高い「TG代行天使」より優先的に採用されてました。
ただライフコストのある《神の警告》はともかく《奈落の落とし穴》は「TG代行天使」や「ジャンクドッペル」の様な防御の薄いデッキにも欲しい1枚で各チーム配分に非常に苦労したと思われます。


《昇天の黒角笛》
今年のトップ4のデッキリストを見て貰えば判りますが、実に11枚もの《昇天の黒角笛》が採用されています。
《奈落の落とし穴》や《神の警告》はどうしても数を確保するのが大変なのでそれを補填する形で採用されていました。


《強制脱出装置》
《次元幽閉》
入れるカードが無くなって来ると必然的に採用せざるを得ないカード達です。


《デモンズ・チェーン》
《サイクロン》の減少が採用の後押しになっていた感のあるカードです。


主に採用が優先されていたカードを挙げてみましたが通常の構築と基本は変わらずカードパワーの高いカードから順に採用していくのがベターな様です。



・カード配分(サイド編)



《サイバー・ドラゴン》
「カラクリ」対策。
4位のチーム「追跡者」の《奈落の落とし穴》や《昇天の黒角笛》に引っかからない《プロト・サイバー・ドラゴン》の採用が印象的でした。


《D.D.クロウ》
定番の墓地対策。


《スノーマンイーター》
当日は予想通り「ラギア」が少なかったのですがそれでもサイドの採用率が高かった1枚です。
「カラクリ」ではこの枠に《カラクリ忍者 参参九》を入れる事により他のメンバーに《スノーマンイーター》を回す工夫をされてるチームもありました。
単に《スノーマンイーター》の代用と云うだけではなく「TG」や破壊耐性のあるモンスターにも有効な点が評価できます。


《エレクトリックワーム》
これも「カラクリ」対策です。
《スターダスト・ドラゴン》や《ナチュル・パルキオン》等も奪えます。


《パペット・プラント》
去年からすっかりお馴染みになった六武衆対策。


《シャイニング・アブソープ》
代行天使対策。
相手の場に《ライオウ》が立っていればこれと《創造の代行者 ヴィーナス》+《神聖なる球体》×3で1ターンキルが可能です。


《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》
《閃光を吸い込むマジック・ミラー》
《群雄割拠》
《御前試合》
《次元の裂け目》
《マクロコスモス》
《サイクロン》が減少すればこれらのカードに活躍の機会が増えるのは必然。


《連鎖除外》
サイドの定番カードで仲良く1枚ずつ採用しているチームが多かったです。


《調律師の陰謀》
奪ったカードが破壊された場合除外される点もポイント。



・調整

調整の方法は色々ありますが東海ルール仕様のデッキを回す以外で一番調整になる方法が他のチームのメンバーとこの環境について話す事です。
他のチームのメンバーと話す事により自身のチームの情報が相手チームに流れるデメリットはありますがそれ以上に得られる情報の方が大きいと私は考えます。
1人より3人、3人より6人です。
勿論単純にデュエルの数をこなす事や通常の大会に東海ルール仕様のデッキを持って行く方法も考えられます。



・対戦中のテクニック

対戦中のテクニックと云うより東海ルール下における対戦中の注意点がいくつかあります。

【1ターン目の攻防】

例えば自分がAの席に座っている状態で相手チームのCが《神秘の代行者 アース》を召喚したら・・・
当然、自分やBの対戦相手は「代行天使」以外のデッキと云う事になります。
こう云った対戦相手が何のデッキか、と云う情報がどれだけ貴重かは今更語るまでもありません。
自分の行動によって対戦相手以外の他のメンバーに情報を与えてしまうと云う事は忘れない様にしておきましょう。
ただ、余りその事を念頭に置きすぎて不用意に1ターン目に時間を費やしたり、プレイングが歪んでは本末転倒です。
又、自分のデッキ内容が対戦相手にばれない内に1戦目が終わってしまったとしても他のチームメイトのデッキジャンルから容易に推測される点は注意しておいた方が良いでしょう。



【時間配分】

時間配分についても注意しましょう。

以下原文。

予選ラウンドにおいて、エキストラデュエル及びサドンデスは行いません。
時間切れの場合、エキストラターンを行ってもらいますが、エキストラターン終了時点で勝利条件を満たしていない場合、ライフ差に関わらずそのデュエルを引き分けとします。

また、デュエル間のインターバル中に時間切れとなり、勝利条件が満たされていない場合は引き分けとします。



このルールを整理しますと。

1勝0敗でエキストラターン終了又はサイドチェンジ中に時間切れ→1勝0敗1分でマッチの勝利
0勝1敗でエキストラターン終了又はサイドチェンジ中に時間切れ→0勝1敗1分でマッチの敗北
1勝1敗でエキストラターン終了又はサイドチェンジ中に時間切れ→1勝1敗1分で引き分け

となります。

つまりエキストラターン終了時にどれだけ場やライフで圧倒していたとしても勝利条件が満たされていなければその試合は引き分けになります。
このルールの前では《非常食》や《レインボー・ライフ》による延命は意味を成しません。
その為必然的に早いプレイが求められます。
勿論考えるべき局面ではしっかり考えるべきですが、それ以外の局面でも早いプレイをする努力は怠らない方が良いでしょう。
相手が使うカードのテキストやルールをその場でその場でいちいち確認していては時間が幾らあっても足りませんし、サイドチェンジも同様です。
手順のショートカットもある程度は認められていまし、東海ルールではデュエルの投了も認められています。
ルールの確認など大会が始まる前にできる努力はなるべくして大会に挑む事をお勧めします。



【投了】

東海CSでは魔法&罠カードゾーンにモンスターを伏せたりモンスターカードゾーンに魔法、罠を伏せる事を防ぐ為に投了したプレイヤーは相手の伏せカードを確認できるシステムがあります。
又、通常の投了が認められているCS同様投了は効果の解決中などにも行えます。
手札や伏せ、デッキの情報を公開したく無い場合は状況に応じて速やかに投了を宣言しましょう。



・対戦中のマナー

東海ルール環境では普段のチーム戦と違い注意しなければならない事があります。
それは相手のデッキに入ってるカードをチームメイトに教えてはいけないと云う事です。
これは助言に相当する行為でジャッジを呼ばれても文句は云えません。
露骨に制限カード以外のカード名を口にするのも考え物です。
ジャッジの裁量にも寄りますが場合によってはペナルティもありえます。
但し、他の2人の勝敗が決してる場合は別です。
又、チーム間で勝敗を伝える事は認められています。



・最後に


今回の挙げた話や戦略はほんの一例に過ぎません。
プレイヤーの数だけ、チームの数だけ構築があります。
構築ルールの追加等は敷居の高さや調整等色々と問題はありますがやはりCSがお祭りだと云う原点を思い出させてくれます。
限定構築ルールを採用したCSは未だ未だ数が少ないのが現状ですが限られたカードの中で最高のデッキを構築すると云う目的は同じだと思います。
身近な大会やCS等で限定構築ルールの大会に出る機会があるのでしたら是非とも挑戦してみてはいかがでしょうか?

拙い文章でしたが此処までお付き合い頂きありがとうございました。


寄稿:漁火(プロツアー観鈴上位入賞多数)
posted by Ford at 03:34 | TrackBack(0) | 文献集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東海CS2011秋 01(イベントレポート)

第一回目の東海CSが行われたのは、1999年のことでした。
遊戯王でいえば第1期。「Vol.○」シリーズが発売されていた頃です。
当時の参加者数は100人にも満たず、集まっていたのは主に地元プレイヤー。子供の姿を見かけることも珍しくなかったそうです。
会場も、静岡の中心部からは離れた浜北市での開催でした。

回を重ねていくにつれ、東海CSは堅実な進歩を続けてきました。
それまでは1デュエル制だった大会が、2004年の第六回からはスイスドロー形式に。
会場がお馴染みの静岡市になったのは2007年の第九回以降。
2009年には遂に春秋の二期制開催となり、ほぼ現在と同じ形が確立しました。

大会の歩みを反映するかのように、参加者層も様変わりしていきます。
2003年にはなんと、現在は主催を務める冬狼さん自身が優勝していました。
それが年を経るにつれ、世界大会経験者のTAROさんやmaroさん、愛知のショウイチさんや大阪のナイフさんといった強豪の名前を入賞者名簿で見るようになっていきます。
参加者も年々増えていき、今年も昨年に引き続き32チーム→46チームへ定員を急遽拡大することに。
東海地区のチャンプを決めるイベントは、いつしか遊戯王界最高峰のイベントとして人気を博すようになりました。

タペストリー.jpg

今年度からお披露目の大会タペストリー。
「ぜひ記念撮影に使って下さい!」とは冬狼さんの言葉です。

スタッフ証.jpg

スタッフ章もデザインを一新。
昨年のものは「東海CS2010秋季大会レポート」に写真がありますので、見比べてみてください。


2011年度秋季、回数で言えば第十五回目の東海CS。
今回の東海CSは、10年以上に渡る大会史におけるひとつの到達点です。
そう言っても過言ではないほど、本年度の参加者は豪華な顔ぶれが揃いました。

世界王者.jpg

2人の世界チャンピオン――2008年度チャンプのグリフィスこと六岡一輝さん、今年度のアーサーさん。
世界大会出場者では、2005年のTAROさんと2007年のクレインさん・ゆきさんが。
スタッフのふにふにさん・マロさんを含めて、7名もの日本代表経験者が会場内に顔を連ねました。
六岡さんとTAROさん、アーサーさんとクレインさんがそれぞれチームメイトになっていたのが印象的です。

トビ連.jpg

更には「レジェンドチャンピオンシップ」優勝者のホロホロさん。
大会入賞常連のジャンド使い・トビさん、代行天使の第一人者・ヒラメキさんとチームを組んでの参戦でした。

きよ連.jpg

第一人者といえば、暗黒界で抜群の成績を残しているきよのさん。
六武衆でお馴染みのくりすますさん、2010年度選考会4位のもすとさんで組む、関東組3名の「きよのせ連合@くりすま」です。

J連.jpg

忘れてはいけないのはこの方、J-SPEEDさん。プレイヤー人気投票「YGO48総選挙」では貫禄の1位を獲得しました。
同じく愛知のたぬきさん、ふらわぁさんと臨みます。東海ルールとの相性の悪さ、今回の環境での構築の難しさを嘆いていましたが、結果は果たして……?

やす連.jpg

CS=お祭りを体現するかのように、地域を隔てて結成されたチームもあります。
例えば、近畿のナイフさん・関東のダットさん・東海のやすさん。
ちなみに全員が過去の東海CSで3位以内の入賞経験を持っています。

チャリ連.jpg

ですが、なんといっても今年の大注目は「チャリ連合」。チャリオットさん、シャリンさん、an・anさんの3名です。
東海CSの伝統が生んだといっても過言ではない、チーム戦二連覇の快挙。
前人未到の三連覇を果たして達成できるのか、観衆だけでなく運営陣も手に汗を握り見守っていました。

とてもここには書き切れないほど、一度は名前に見覚えのあるプレイヤーが勢揃い。
その豪華さには、運営陣も驚嘆を隠していません。
ジャッジを務めたふにふにさんのブログでは、
「神奈川CSとかその他手伝いとかのジャッジも含めると20回以上くらいは遊戯王の非公認やってますが、こんな豪華なのは自分が運営側では初めてかも知れないっす。
ぶっちゃけどうしてこうなったくらいの豪華さ。」

とまで述べられています。

これだけの面々が揃うと避けられないのが、大御所同士の潰し合いです。
予選の回数が進めば強豪同士が当たりやすくなるのは自明ですが、今回は序盤戦から激闘が繰り広げられていました。
1回戦ではJ-SPEEDさんのチーム対きよのさんのチーム、2回戦では決勝でも同じ組み合わせで戦うことになる「チャリ連合」vs「世界王者がゆうぎおう教えてあげる」の勝負が。
観戦するにはこれほど楽しい大会も稀です。

FMT.jpg

4回戦からは、成績上位チーム同士の試合を行う特別席「フィーチャーマッチテーブル」も例年通り設けられました。
会場最前部で、より観戦しやすい配置になっています。


本大会の特色を象徴するかのような企画が、黒帽子さん発案の「強豪に挑戦!」です。
予選中、運営側が選出したトッププレイヤー達に勝利すれば、ネームプレートに仕込まれたカードをゲットできるというもの。
今回は10名が選出されました。(チャリオットさん、シャリンさん、an・anさん、六岡一輝さん、アーサーさん、J-SPEEDさん、hikariさん、ナイフさん、トビさん、風神さん)

ネームプレート.jpg

飛び抜けた経歴を持ち合わせるだけあって、予選6回戦を不敗で切り抜けたプレイヤーも!
チャリオットさん、アーサーさん、六岡一輝さん、ナイフさんの4名はカードを守り抜き、強豪の名声も更に盤石のものとしました。


新アイテムや新企画が登場する中、伝統も継続されています。
大会の象徴として有名な「オリジナルメモ帳」や「参加費500円」といった部分はもちろん、サブイベントも去年以上にパワーアップしていました。

ビンゴ.jpg

決勝終了後まで会場に残り、表彰式で賞賛を送ってくれた参加者への特典が「ビンゴ大会」です。
米版ボックスからご当地のお菓子、更には怪しげなアニメグッズまで景品のラインナップは様々。
東海に参加するときは、時間の許す限り会場に残っていると予想外の土産ができるかもしれません。

激写.jpg

こっそり運営陣も参加。

フレーバー.jpg

カードのフレーバーテキストを考える「フレーバーCS」は、昨年から登場したふにふにさんの企画です。
大会に参加していなくても応募でき、今年は投稿数も倍増していました。

ミク.jpg

中には、まさにお祭りといったコスチュームで参加するプレイヤーの姿も。
聞く所によると、彼(彼女?)のコスプレも毎年の恒例行事なのだとか。来年に期待がかかります。



2008年に始まり、今では県を代表する大会である「神奈川チャンピオンシップ」。
CSビギナーへ照準を合わせた「プラクティス杯」。
企業の協賛を受けての大規模無料大会「駒澤ChallengeCup with CARDBOX」。
そして2012年7月15日に控える、定員768名という遊戯界を挙げての一大企画「ジャパンデュエリストカーニバル」。
遊戯王人気が高まるにつれて、東海組メンバーも活動を外部へと広げています。

そんな変化の中にあっても「東海チャンピオンシップ」は昔ながらのメンバーによって運営され、初心を保ち続けます。
「今年もこの場に来られた、この人に会えた」という懐かしさや、「東海なら何の懸念もなく楽しめる」という安心感。
覇を競い合う場でありながら、参加すると何故かほっとする――伝統と経験に裏打ちされたフェスティバル。それが東海CSです。

優勝.jpg

来年は、一体どんなドラマが生まれるのでしょうか。


【おまけ「プロツアー観鈴」】
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2011年11月11日

近畿CS 03(サブタイトル)

・大会のサブタイトル(48笑)

おふざけです。
一緒に遊戯王してるなかに
AKB好きがいて
関西の48は誰だ?というのがきっかけです。
旬なネタとして取り入れてみました。笑


48人の集合写真とか面白いかもね?

それでは皆さんお待ちしてます。
posted by Ford at 02:34 | TrackBack(0) | 文献集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近畿CS 02(開催にあたる思い)

私はCSの運営を始めて4年になります。

私が運営をしていることにはいくつか理由があります。

いくつかCSを出て
「自分ならこんなCSにできるのに」と
思ったことが最初のきっかけでした。

当時CSといえば
スイス6回戦後に
決勝2回戦が主流でしたが

4回戦を過ぎたあたりの下位グループのやる気のなさ
あまり好ましくありませんでした。

なので私はその状況を打開すべく
スイス4回戦
決勝4回戦のシステムを思案し
導入しました。

加えてブロック制による運営の効率化を図りました。

そのように
CSの運営を手がけることで
自分の考えるトーナメントのあり方を表現してきました。
そのような場がCSであると考えています。

今回12月に開催する近畿CSは
私の考える全国大会をイメージしています。

各大会での上位者枠
加えて直前の本予選などから招集し
当日だけではなく
真に実力を見ることができるCSにて見ました。
非公認ではあまり見られない
2日かけての大会
じっくりと楽しんでいただきたいです。


あと今回のCSとは別に
私のCS観を書こうと思います。

私は基本的にボランティア精神はありません。
かと言って利益も追求しません。

参加者と一緒に大会を作りたいと考えてます。

最近大会の参加費や運営の手際でいろいろと話を聞くことがあります。

運営によって大会を開く目的はさまざまなので目的に口出しすることはしません。
ただ賛同することはありません。
たとえば東京には大会が多いから大阪でもたくさんしたいとか
好きにしてくれればいいです。
ただCSの価値は下がっていることには気づいてほしいです。

少ないから1回のCSが楽しいのに
頻繁にお祭りでは意味がないと思いますね。

だから私は他とは差別化を図ります。
規模の大きなこと。
他にはない特別なCS
そんなCSがいいです。

次に参加費と賞品についてです。
この部分は運営の思想が出る部分ですね。
必要経費をまかなうためが大前提ですね。
それ以上の利益については裁量しだいだと思いますね。
どれだけ参加者に還元できるかを考えるのがベストだと思います。



私以外の運営を手がけている方でこんな考えをしている方はいますか?

「CSをさせていただいている」と


私はCS運営を手がけることで他では得ることができない多大な利益を得ています。
もちろん現金ではありません。

よりよいCSを開くための
企画および企画会議
グループひとつを纏め上げる統率力のトレーニング
会を開くにあたるトーク・スピーチのトレーニング
あげていくとキリがありませんが

普段の生活の中では得ることができません。
口をそろえて面倒だという作業も考え方を変えるだけで自分たちへ
還元されていると思います。

おそらく学校の文化祭だとこうはいきません。
興味を持つ遊戯王を通してだからこそ真剣に企画しできるのだと思います。

私はまだ大学生ですがこの部分に関しては社会でも役立つと思いました。


最後に
CS運営には貢献する考えが必要だと感じました。
「ボランティア」しろと言う自己犠牲の意味ではありません。

横柄な態度は不快です。
運営するにあたりどのようにすればうまくいくのか?
大会に貢献するという意味です。
これは参加者にも通じることですね。

会場を汚さないとか
ゴミを減らすとか
最低限のことですね。
当然の権利じゃなくってね

これは運営がその気持ちを持てば
参加者にも伝わります。

現に近畿CSの予選シリーズでは
会場の設営 片付けなどは
参加者が手伝ってくれました。
私たちがお願いしなくても

とてもうれしいことです。
とても感謝しています。

私の思い描く
「参加者と作るCS」

これが伝わった瞬間だと思いました。
遊戯王っていいねとかおもいます。

私はこんな感じでCSを開いています。

今後とも近畿CSをよろしくお願いします。


共に企画してくれて経理面をサポートしてくるknife
ネットでのHPの作成や受付の庶務担当のむなし

彼らがいなければ成り立ちません
ほかにも共に大会当日運営を手伝ってくれる

大福さん
OHAさん
サファイロスさん
くらら
タカアキさん

賞品・参加賞を提供していただいているショップ
カード王さん
パブリック徳庵さん

そして参加してくれている参加者の皆さん

この場を借りて感謝したいと思います。


私が運営をしていて導き出した結論は


みんな遊戯王大好き


ここまでお付き合いいだきありがとうございました。
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近畿CS 01(大会内容について)

今回の近畿CSは
2日間にわたる大会です。

これはちょうど世界大会のシステムにあたりますね

1日目12月10日が予選
2日目12月11日が決勝

予選はオープン参加で来るものは拒まず
しかし決勝は予選通過者とシード枠しか参加できない狭き門となっています。

この大会の構想は7月から考えていました。

「規格外のCSを開こう」

運営のknifeとむなしと話してみました。

「やるなら全国大会レベル」

そのくらい大きなことしてみたいと結論が出ました。
後々そんな風になればいいと考えています。

今回はシード枠に関して
近畿CSで予選を作り

キノコカップ
フラワーカップ
スターカップ
スペシャルカップ

と4回チャンスを作りました。
もちろん予選だからといって
しょぼいCSにはしていません。
他のCSに負けないくらいにしています。

加えて
関西地域で運営協力し合っている

くわのけCS
YOTCS

これらの大会の優勝者
世界大会の上位者を
招待選手として招き

ハイレベルな大会にしたいと考えています。

この大会がうまく成功すれば
予選を
九州地域
名古屋
関東
北海道
全国へと広げて行きたいと考えてます。


非公認大会が乱立する中で価値のあるCSを確立させたいと願ってます。

メイン大会はそのようなイメージです。

あと大会のサブイベントですが 

「記憶に残るCS」
サプライズを作りたいと思います。

こちらは当日のお楽しみ

そんな感じで参加者の皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
posted by Ford at 02:24 | TrackBack(0) | 文献集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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