「Technology Genus(科学属)」の名を冠して登場した遊戯界の新鋭が、選考会という大舞台でその科学の力を存分に発揮しました。様々なデッキが跋扈する現環境で見事に勝ち上がるほど、機密裏に研究が進んでいたデッキタイプです。
「TG」の強みは何なのか。
多くのデュエリストにとって馴染み深い「ガジェット」と対比してみましょう。
@遊戯王のゲームシステム最大の弱点である「戦闘」で負けない事。(戦闘補強)
Aシンクロも見込める、大量展開。(多様なパターンの確立)
B「スキルドレイン」など、強力なメタカードを採用できる事。(構築における相互作用)
C情報があまり知られていない事から、いわゆる「分からん殺し」のように、有利な試合運びが狙える。(情報の秘匿性における優位)
アドバンテージを損失する事のない大量展開からボードコントロールを強要する「ガジェット」と比べ、「TG」は環境へ柔軟に対応していけるデッキである事が理解できます。特に最後については、研究が進んでいなかった時期の「TG」最大の強みであったと言えるかもしれません。どんなデッキを相手にしても無難に戦える事から、今後トーナメントシーンにおいて意識すべき相手となる事でしょう。引き続き、警戒が必要です。
使用者:タイチさん(兵庫県・海外枠)
モンスター(13枚)
神獣王バルバロス×3枚
クリッター
TG ワーウルフ×3枚
TG ラッシュ・ライノ×3枚
TG ストライカー×3枚
魔法(8枚)
死者蘇生
月の書
強欲で謙虚な壺×3枚
ブラック・ホール
サイクロン×2枚
罠(20枚)
奈落の落とし穴×2枚
盗賊の七つ道具×2枚
聖なるバリア−ミラーフォース−
神の宣告
神の警告×2枚
次元幽閉
幻獣の角×2枚
激流葬
王宮の弾圧
ダスト・シュート
スキルドレイン×3枚
TG1−EM1×3枚
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
No.17 リバイス・ドラゴン
TG ハイパー・ライブラリアン
TG ワンダー・マジシャン
インヴェルズ・ローチ
エンシェント・ホーリー・ワイバーン
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ジェムナイト・パール
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
ナチュル・パルキオン
ブラック・ローズ・ドラゴン
大地の騎士ガイアナイト
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク
サイドデッキ
D.D.クロウ×3枚
サイバー・ドラゴン×2枚
サイファー・スカウター×2枚
フォッシル・ダイナ パキケファロ×2枚
レインボー・ライフ
御前試合×2枚
次元幽閉
魔導戦士 ブレイカー×2枚